苺だいふく

大人は判ってくれないの苺だいふくのレビュー・感想・評価

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)
3.6
場面切り替え時に画面が真っ黒になったり、映画の終わり方だったりが、昔の名画って感じ。
今見ると逆に新鮮でお洒落にみえた。

主人公の周りにいる大人は誰も彼のことを理解しようとせず、自分の都合の良いように解釈する。
だから主人公は「大人は判ってくれない」と諦め、自分自身で生きていこうとする。
とは言っても子ども1人で生計を立てることなどできず、結局は「不良」になってしまうのだが。

見ていて辛かったし、きっとこの子はとても賢くて強い子なのだろうなぁと思った。生きる力はあるはず。ラストシーンの後が気になる。
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