ばあばちゃん

ジャック・ドゥミの少年期のばあばちゃんのレビュー・感想・評価

ジャック・ドゥミの少年期(1991年製作の映画)
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シェルブールの雨傘のジャック・ドゥミ監督が白血病で世を去り、その映画愛に溢れた少年時代を、妻アニエス・バルダ監督が愛情を込めて映画化。

フランス西部の港町ナントで暮らす8歳の少年ジャコは、自動車修理工場を営む父と髪結いの母のもとで幸せな毎日を過ごしていた。ある日、ジャコは友人から映写機を借りたことをきっかけに、映画づくりに熱中するようになっていく。

晩年の本人の姿や代表作の名場面を織り交ぜている。バルダ監督の喪失感は、いかばかりか…。