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サンドロット/僕らがいた夏のTenKasSのレビュー・感想・評価

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VHSデッキを強引に繋いだ記念。

imdbの公式Instagramが「あなたが今年の夏にみるジュブナイル映画はスタンドバイミー?サンドロット?」とアンケートしていて、サンドロットとは!?となり知った。

ただただ楽しいアメリカ映画。
構造として必要なのは分かるけれども、ナレーションが過剰な印象。
アメリカという国の男社会ぶりや恐れを克服して男になるということ、軍隊への憧憬なんかが垣間見える点や、ひと夏の思い出モノというところから、『スタンドバイミー』と並べられるのだと思う。

意外と嬉しかったのはスクリーンの裏から物理的に何か飛び出してくるシーンがあったこと。
2010年の『特攻野郎Aチーム』では時代的に3D映画への皮肉として『大脱走』をパロディした映画から車が飛び出してくる。ジョン・ウォーターズの『クライベイビー』は『大アマゾンの半魚人』(これも3D)の映像から飛び出してくるが、今作は『狼男』から犬が飛び出してくる。あんまり上手くなかったけどこういうのは楽しい。
因みに『Goninサーガ』では東出昌大が飛び出してきて爆笑した覚え。
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