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先生を流産させる会のfkyのレビュー・感想・評価

先生を流産させる会(2011年製作の映画)
3.5
子どもというのは純粋なのは間違いないが、人間は「純粋に」残酷さを持っていることは忘れてはいけない。親も教師も全く心に余裕がなく、それぞれが自分のロールを守るため、外からの妨害を退けるのに必死だ。

60分強しかないのだが恐ろしいシーンの連続で、なかなか耐性がつかないままに終わってしまう。静かで美しいラストシーンはミスミソウにも通じるものがある。

理科室の倉庫の鍵は絶対に閉めましょう。鍵を盗んできた描写とかあると、良かったと思います!
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