魚座どうしのfkyのレビュー・感想・評価

新作「ナミビアの砂漠」が話題ということでNetflixで見られる短編を予習。

演出も去ることながら台詞が映画らしく状況を表し、かつ説明的ではないことが素晴らしい。先生が金魚の死をクラスに告げる際の周りくどい論理の展開からの、「いつもありがとう」のようなわざとらしい応答がフックになっている。

いっぽうでこれは表裏一体なのだが、「母さんヒス構文」映画でもある今作、こちらは明らかに典型的な感じがして、「怪物」を見た後だと親子も先生も端端でかなりわざとらしく感じられた。