あきら

トレインスポッティングのあきらのレビュー・感想・評価

トレインスポッティング(1996年製作の映画)
4.3
2観てからの再確認。
そういやスマホもなかったっけ。
なんか若かったよな〜〜〜みたいな感慨があるのは、紛れもなく私も同じ時代を生きたんだなってw

けど今あらためて見直したら、いちおうヤク断ちしようとはしてたんだね。そういえば。
だからこそ付き合う人間を選ぶの大事な。

ベグビーはもうどうしようもないし、シックボーイもクズだろう。スパッドも悪いやつじゃないけどなんだかんだ言ってもダメだろう。
ってのは後々証明されてしまうわけですが、だけどトミーだけがここで時が止まったんだなって…
人生なんて何がきっかけでどう転ぶかはわからない。選択の残酷さはもうここにもあったんだ。
4人で山に行くシーン、好きでした。

そんで赤子の場面は、昔以上にメンタルにきつい。
トミーと置いていかれた猫も。

人間ってどうやって他者との関係性の中で構築されるんだなとあらためて。
そういえば初見時にもラストのスパッドとのやり取りがとても印象的だったのだ。
うん。そういうもんだよねって。


クズはクズだしどうしようもないし、時代的な閉塞感やら、現実は悲惨で荒んだドライさみたいなのは感じるけどやっぱり音楽は最高だし疾走感はあるしなによりも若い。
すべてひっくるめて90年代のアイコンだったな〜〜〜

だけどヘロインだめ。ぜったい。
あきら

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