これは韓国版『GO』だなと率直に解釈。
喧嘩しか取り柄の無い高校生の主人公。
母親不在、生活苦の中、将来に期待も持てない。
そんな中、近所に住むお節介な担任の世話焼きで、顔も知らなかった母親と会い、自分のアイデンティティについて向き合っていく…
という、今回見まくった数々の韓国映画の中で唯一の青春成長モノでした。
本国韓国では、大ヒットした小説が原作なのだとか。
主演のユ・アインがとっても良いです。
その後の彼の出演作は驚くほどクセのある役ばかりで…好青年から悪役、脇役まで、食わず嫌いせずこなす韓国若手演技派俳優の筆頭格なんでしょうね。