藤見実

栄光何するものぞの藤見実のレビュー・感想・評価

栄光何するものぞ(1952年製作の映画)
3.4
キャグニー二連発で2023年は終わり。フォードの映画らしくもなくだらだらしていた。テイストはわりとアルドリッチぽい(ダンデイリーの顔のせいか?)。とにかくキャグニーがデイリーを騙し討ちするシーンで照明が落ちてバンバンバンとやるところ、あそこに尽きるのだが、それ以外にも照明弾の光を見る兵士たちの瞳など見るべきところはいくつもある。駐屯地モノとしての冴え方はまあまあって感じで、兵士の日常モノとしてのギャグがなんか緩い。
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