らんちゅう

ウィッカーマンのらんちゅうのレビュー・感想・評価

ウィッカーマン(1973年製作の映画)
3.5
サムネとあらすじの言葉はミッドサマーみたいな感じかなと。
冒頭、不安感はないライトな雰囲気。
グリーンマン・イン。中に化け物チックがいそうだ。皆でもともと噂してたからピタッと止まりやがったな!
ポスター?ジャケット?よく見たら藁人形の中で女焼かれてるやんけ!とか序盤に思ってすぐここにメモしながら、するとボチボチ集中していって。

めちゃめちゃ生オッパイ映画じゃん。いいね。でも生オッパイ注意報出さないと家族で鑑賞の被害が出るでしょう。
村の奇怪でトリッキーな感じで「ほーん」と観れた。でも大して内容無いなーここまできても、とラスト前の洞窟辺りで思ったけど、ここまでなんか飽きずに観れたのは中身はそんな無いけどちゃんと映画としてそれっぽく見せる映像力や流れ力や無違和感があるんだなと思った。あと、お祭りってどんなオッパイSEXパンパン祭りなんだ!見てえな、という期待感でも引っ張られた。
んで、中身は無いねと思った洞窟の後の、最後の真実発表が結構しっくり来たよ。
手紙一枚で大した関係の無い警察官が単独で島に来て捜査するのは一体何の義理があってんだ?捜査しなくても別に良くね?どんだけ責任感マンなのよ?理由なしで来てるなんて100やられるじゃんと思ってたけど、「選ばれた成人」の条件の「自由意思で来たる者&法律をつかさどる王の代表者として来たる者」が腹落ち感あった。なんか生け贄にしがいがあるなと。「童貞」も生け贄としてはそれっぽいね、可哀想だけど。驚きは無いけどまあ腹落ち感があった。
昔の敬虔なクリスチャン(じゃなくても昔の方)は童貞処女大事にするみたいなのもあったと聞くし、そういうのも大事な要素があるような感じも理解できなくはないけど、やっぱり、歌うのとセックスは気持ちが良いよね。うむ。大して歌うまくないし経験豊富でもないけど、どちらもしていると気持ちが良いし、日頃車で歌うほどにカラオケ行きたいし、コンスタントにセックスにありつきたいよね。目の前の欲望としてあるねいつでも。そんな対比でしたね。

童貞で死ぬことが決定した警察が上半身脱がされ、両脇の2人の美女(右半身担当と左半身担当)に人差し指で弧を描くように胸をなぞられたあと、親指で黄色の絵の具?をポチっと乳輪の下を押し塗られたもんだから「アッ、乳首触ってやってーな」と同情したそのすぐあと、しっかりド乳首を親指でポチっと押し塗りされて「よかったね」と嬉しくなった😊。

なんか自分的にスゲー面白そうで観てえけど謎に温めてた映画枠だったが、そんな温めるほどでは無かったなと思ったよ。ガッカリではない。めっちゃ温めるほどではなかったと思ったのだ。おもろくはあった。
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