ウィッカーマンの作品情報・感想・評価

「ウィッカーマン」に投稿された感想・評価

真魚八重子『バッドエンドの誘惑』で気になったシリーズ、第八弾。
島民達もヤバいけど、警部も充分ヤバいな……と云うのが率直な感想でして。「異教徒」と云う言葉が、酷く強烈なものに感じられた。
Qちゃん

Qちゃんの感想・評価

3.7
ひえええこえええ!アミニズムvsキリスト教、みたいな?この木の人型と、祈るクリストファー・リーの写真が有名だから、別にそれに対する衝撃は薄かったんだけど、信仰って、怖いよねぇぇ~。まあ信仰によって自分の精神的に救われる人もいるから一概には言えないけどさ、これはねぇ~。人を巻き込んじゃだめ。そして、何の根拠もないのに、信じ込むことの恐ろしさを知ってほしい(←そういえる日本人で幸せ)。これ、正直怖いの村の人たちだけじゃないし!キリスト教の教えを頑として譲らない巡査も怖いし!ああ、いくつかホラー見てきて思ったけど、やっぱ何より怖いのは人間自身だわ。
たたみ

たたみの感想・評価

3.5
ホラーと言うよりかは、ヘンテコ村探訪の趣きが強い。ウィッカーマンは最後の最後まで出てこんし。
それにしても音楽がどれもこれもサイッコー。下品な酒場の歌唱。ヌードの美女が諳んじる美しいフォークソング。凄惨なラストシーンに不釣合いな収穫祭唱歌。フォークソング・アイリッシュ好きにはたまらんものがあるぞい!!
egg

eggの感想・評価

3.6
わー怖い。
カルト集団とか、宗教系ってどうにもならない救いのない感じが怖い。不安になる怖さ。
疑問とかも残らず、すっきりと見られた。女の人あんまり美人がいないけど笑
Bigs

Bigsの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

カルト映画として名高い本作、漸く観ることができました!評判に違わず面白い!

キリスト教徒である主人公VS孤島に住む異教(原始的宗教)徒たち。
異教徒たちの生活は奇異で主人公目線同様違和感を感じる一方、我々日本人とは少し似通っている気も。でもそれって日本人だけでなく大なり小なりどんな民族・宗教でも共通している部分ではないかと思った。
不都合を超常的な現象(災厄や神の怒り)のせいにして、お祈りや生贄などの儀式を行う。信仰する者からすれば当たり前かもしれないけど、側からみると非科学的で狂った行為に見える。そういう意味でラストの展開は、キリスト教も原始的な宗教も信仰という意味ではともに狂った行為で共通していると受け取れる。
途中のバーにある収穫祭の写真は、少女の服が白く、それと交差するように白い布が後ろにあるため、引きで見ると十字架が浮かび上がるようになっている。これは上記のように、野蛮に見える原始宗教もキリスト教も宗教という意味で本質的な構造は共通するということを暗示していると思えた。
★ 神の敵は悪魔ではなく神という事実。

スコットランドの西、私有地である孤島。
少女失踪事件を捜査するために派遣された主人公。しかし、敬虔なキリスト教信者である彼は、島に根付く土着信仰に翻弄されて…という物語。

とても不思議な作品でした。
チロチロと動く灯火が影を大きくするように。
ムクムクと気持ちが悪くなる展開なのに、音楽だけは明るくて、まるでミュージカルのように歌って踊って、わっほい、わっほい。なんでしょうか。このテンション。

言うならば、作品自体が道化師。
鼻に赤い球を付けて泣き笑いの表情で“死と再生”を語るのです。

ははあ。なかなかこんな作品はないですね。
怖いのに明るくて。
淫らなのに健全で。
怪奇な形のケーキは甘ったるく。
相反する要素が混在しているのに両立している…そんな奇妙な世界観。

だけど、これは僕が日本人だから抱いた感覚。
何しろ、彼らの宗教様式を(多少は)理解できますからね。多神教であり、太陽を拝む部分など、日本の根底に流れる価値観に近しいものがあるのです。

しかし、表層は珍妙で猥雑。
男根を奉る儀式や、大仰な仮面、死を愛しく抱いた意識など…首を傾げる部分も多いのです。だから、厳格なキリスト教信者が多い(と思われる)イギリスからしてみれば問題作でしょう。本作がカルト映画…と言われるのも当然だと思いました。

まあ、そんなわけで。
タロットカードで言えば“愚者”のような作品。
自由で、無邪気で、わがままで、無思慮で、愚鈍。観客次第で受け止め方が180度変わりますので、正邪を飲み込むような心持ちでの鑑賞をオススメします。

ちなみに僕が好きな場面は、血だまりのように真っ赤な夕陽がギラギラと輝いているところ。彼らの価値観で言えば、夕刻は“神が眠る時間”ですからね。その頃に起きた事象は…。ふふふふふ。

このレビューはネタバレを含みます

童貞狩りサクリファイス。

失踪事件を追うサスペンスかと思いきや、裸と猥歌の宗教対決映画。

ドラキュラとは異なる明るいアンチ・クライストを体現したサマーアイル卿はクリストファー・リーのお気に入りキャラクターだそうです。
行方不明の少女を探すためある島を訪れた警察官。しかしその島はおかしな信仰があった、、。カルト宗教を妙にリアルに書き上げた映画だと思います。
無駄に音楽やビジュアル等で不気味や恐怖を押し付けることなく、自然な未知の風習、不気味な宗教の恐怖を感じさせてくれます。
ストーリーも退屈しないテンポの良い展開。時間も一時間半程度なので気軽に見れて、、、そして見た後のモヤーーっとした気持ち悪さを味わうことができます。
ちょっとミュージカルチックなのが面白かったです。
失踪した少女を探すため たった一人で島に乗り込んだ 警部。助けがこない状況なのが見るものの不安を煽ります。醸し出すオカルト感と島の人々の違和感 じわじわとくる怖さが いいです。原理主義者はどの宗派でもやはり 恐ろしい感じがします。
勧める人は選ぶけど大好きな映画の1つ
高校の頃これを見たのをきっかけに一時期カルト映画にハマった
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