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キー・ラーゴのkaoruiのレビュー・感想・評価

キー・ラーゴ(1948年製作の映画)
3.0
お得意の閉じた空間に閉じ込められるのはお馴染み悪党どもと我らがボギー、そして今作は気丈で可憐なバコールだ。
脚本、照明、撮影、そして演出を総動員していかに彼女を美しく撮るかに命をかけている。
ボギーの無事を知り窓のシェードを開けた彼女を降り注ぐ陽光が優しく包むショットで、映画の神が与えたもうた全ての技がピークに達する。
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