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キー・ラーゴのlemmonのレビュー・感想・評価

キー・ラーゴ(1948年製作の映画)
4.2
なぜか突然観たくなって久しぶりに手に取る😊。19年振り😅。

いやあ、面白いなあ。
エドGが絵に描いたような悪役。
悪いギャングの親分。
小さくだらしない身体なのに、
太々しさといい、たまらん。
ボギーに、、、🖐️。

本作、ローレンバコールが個人的には一番美しい作品と思っている。デビュー間も無くは若いながら背伸びした大人びた感があり、きつそうな印象だったが、本作ではクールビューティーさはいつも通りだが、柔らかさというか可愛らしさがある。主人公ボギーを見つめる眼差しのちょっとした変化とか、なかなかキュンとくるよ🫶。

とある海沿いの旅館にギャングと共に軟禁されることから物語は進んでいく。

そしてクレアトレヴァー!👏。
年齢を重ねたギャングの女。
アルコールに溺れ、そこはかとない不安に押しつぶされる、ある種のイタイ女を体現。本作で涙腺が緩むシーンは彼女のシーンばかりだ🥹。(「駅馬車」観たくなる😆。)

バランスの良い作品。
面白かったなあ。
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