ひでG

キー・ラーゴのひでGのレビュー・感想・評価

キー・ラーゴ(1948年製作の映画)
3.2
ハンフリー・ボガード
ローレン・バコール

アップになっただけ、
そこにいるだけで絵になるスターさんを観て、それだけである程度満足できる旧作。

ところどころ、「おっ!面白くなりそうだな〜!」の波が来るんだけど、
それがパッと引いていく。

またしばらくすると、面白くなりそうで、それがまた引く😙

寄せては引く波のような映画?

キーラーゴのホテルに、戦争から帰還したハンフリーボガードがやって来る。

そこには、戦士したボギーの友人の父と妻がいる。

その父は地元のインディアンを匿うなどリベラルな人望であることが知らされる。

そのホテルにギャングの親玉ロッコが止まっていて、、、
ボギーたちは人質?みたいになっていき、、、

人質?と書いたのは、映画を見ても、ボギーや父やローレン・バゴールが今、どういう立場なのか、鮮明ではない。

逃げられる感じだし、抵抗できる感じもしなくもない。

そこにロッコの愛人のアル中の元歌手も絡んできたり、警官もやってきたり、で
話がとっちらかってしまったようだ。

それをボギーやローレン・バゴールの眼力や立力が救うんだけど、最後はすくえないまま、終わっちゃう。

ラストのローレン・バゴールの朝日を浴びた表情は絶品だけどね。
ひでG

ひでG