千年女優

ブレイドの千年女優のレビュー・感想・評価

ブレイド(1998年製作の映画)
3.5
人知れず吸血鬼が暗躍する世界。胎児の頃に母がその餌食となったために人と吸血鬼の特性を持ち、吸血鬼の大敵である陽の光をものともしないことから「デイ・ウォーカー」と呼ばれるブレイドことエリック・ブルックスが、吸血鬼ハンターとして古文書から無敵の力を得ようとするフロスト一派との戦いに挑む様を描いたアメコミ映画です。

マーベル・コミック発の人気アメコミを原作とし、主演を演じる『ワン・ナイト・スタンド』でヴェネツィア国際映画祭の主演男優賞を獲得したウェズリー・スナイプスの存在感もあってスマッシュ・ヒットを記録したダークヒーロー映画で本作のヒットにより後のシリーズ化も実現。将来的にはMCUにもリブート版が登場するとかしないとか。

吸血鬼を銀のソードでなぎ倒していく物語はいかにもコミックスという突飛なもので、CGやVFXの特殊効果も最新のものと比べると見劣りはしますが、それをテクノをバック・ミュージックに様々な格闘技や武道の経験を持つウェズリー・スナイプスによるアクションでスタイリッシュにカバーしている90~00年代感溢れるアクション映画です。
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