3部作×4シリーズ、グルグルローテーション。
Part.Ⅴ。3周目④。ついに、フィナーレ。
観始めるまで完全に忘れてた。
真田広之、工藤夕貴出てたんだ、そうだそうだ。
リーとカーター、またまたまたこの凸凹コンビが、誰も頼んでもいないのに復活。
クリスタッカー、本当に少し黙っとけよと思うほどうるさい。すごいうるさい。ここまでうるさいと逆にスゴい。
3作目だけあって、もう限界突破してる。
アクションにしろ、クリスタッカーの“マシンガン”にしろ。
今回はアメリカ、中国、、、からのフランスへと舞台を移し、カーターがいよいよ振り切れちゃう。舞台を移して、舞台にデビューしちゃう。
ジャッキーも相変わらずさり気ないアクションがとんでもない。やっぱり彼のアクションに対するユーモアのセンスは映画史に残る。
おまけに真田広之も、しっかりそれに応戦。やっぱりどこかの東洋系のアメリカン俳優よりも、凄みも動きも、何もかも別格。めちゃくちゃかっこいい。
品のある佇まいと余裕、かつて、リーと肩を並べて“兄弟”と呼び合った仲という筋書きで、ジャッキーも日本語使ったりして、日本人としてはなかなか萌えたシリーズフィナーレの3作目。
中国の存在すら都市伝説のようになっている秘密組織の黒幕がついに尻尾を表す。
それが1作目で守り抜いた大使から知らされる展開でしっかりその流れを拡大している。
1作目で人質に取られた大使の娘、スーヤンが、、、こんな麗しい大人になってる。
1作目から約10年。その時の積み重ねを経て、みんながパワーアップして、お祭り騒ぎの出たとこ勝負がついに最大級のスケールでエンタメアクションバディムービーに。
もう『リーサルウェポン』とこの『ラッシュアワー』シリーズは、コメディアクションのバディものとしては殿堂入り、確実。
今回のローテーションは爽快なシリーズが多かったので、気持ち良くサクサク観れて、何かあっという間に終わってしまった。また折を見てやろう。
F:1984
M:15103