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浪花の恋の物語のADULTVIDEOMANのレビュー・感想・評価

浪花の恋の物語(1959年製作の映画)
4.7
「冥途の飛脚」をそのまま映画にするのではなく、近松自身を登場させてくることで、近松の作劇ってどんなもんだったの?って視点も入れ込んでくるとこが面白い作り。しかしそれによって、映画ならではのメロドラマ性が貫かれず、実際に文楽の舞台をミックスさせて文楽的なメロドラマ性も混在させてしまうから、ちょっとカタルシス的な面では弱まってる気もしないでもない・・・けどまあ、文句なく名作ですね。
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