Diamante

息子の部屋のDiamanteのレビュー・感想・評価

息子の部屋(2001年製作の映画)
2.5
子供の死を通して悲観的な自分や対象者への鬱憤を増長させていく家族の描写は重く、多くの人が共感しやすいメッセージを込めた映画だと思いました。
生前の息子と少しでも関係のある人と会い、共感したいとする気持ちもよく分かりました。一つ違和感要素があるとすれば、彼氏と会いにきた彼女の心情が幼過ぎて、あのくらいの歳の娘はもう少し空気を読み取れる力がある気がしました。
最後の家族の笑顔は、彼女のおかげか、一緒になれた時間のおかげなのか、きっかけはあれど、時間の経過が大切なのだと思いました。
Diamante

Diamante