オトマイム

ボルベール <帰郷>のオトマイムのレビュー・感想・評価

ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)
3.8
まくし立てるようなスペイン語、風力発電できるほど強風の吹く風土、ギラリとした原色、スペイン音楽。
どれもが独特で強烈だけれど、中でもペネロペ・クルスの強さ、美しさが目に焼きつく。そして、やはり彼女はスペインの女優なんだなと見入ってしまう。彼女の魅力全開。

『バニラ・スカイ(2001)』『それでも恋するバルセロナ(2008)』を先に観ていて、色っぽい役のイメージが強かった彼女だけどこの映画で見方が変わった(*☻-☻*)

母娘、姉妹、親類、友人。
絡み合う女同士の思惑。繊細で力強い作品だった。