サミュエル・フラーが撮った異色の西部劇。
レビュー数が100もいってないほど、誰も観ていないが近くのTSUTAYAにあったので観てみました!
面白いです!
南北戦争終結の時代、南軍兵士だった白人男がインディアンのスー族たちに捕まったが、やがて仲間になる。
『ダンス・ウィズ・ウルブス』のはしりみたいな映画。
1956年の映画でまだハリウッドのヘイズコードがあったのに、暴力描写がスゴイ!
矢が刺さった死体が大量に出てくるし、流血もしてる。
あとエッチ描写もあって、ロッド・スタイガーとスー族の娘が裸でテントの中にいるシーンとか過激。
白人たちの無慈悲さというか、理解を求めようと思ってもできない場合がある。
クライマックスでのスー族と北軍兵士たちの戦いは、カタルシスがない残酷な戦いとして描いている。
ラストシーンのテロップ演出も面白かったです。
「この物語の結末は皆さんに委ねます。」