このレビューはネタバレを含みます
久しぶりのSF、なかなかいいね。
やはり時代が時代ゆえに古いなあと思わせるものはあるけれども、これはこれで頑張っている。
そしてマイノリティ・リポートやハリソン、フォード版逃亡者を思わせるスリル。そして最後の最後まで謎をかけようとする姿勢がいい。
すっかり悪役のゲイリー・シニーズもこの頃はいいやつだったんじゃないかと思わせてからの結末。細部はどうあれ、楽しい2時間だった。
心臓に爆弾を埋め込まれた自分そっくりのクローンとか、なかなかいい設定だな、と思ったらフィリップ・K・ディックだったね、どうりで上手いわけだ。