このレビューはネタバレを含みます
どことなく村上春樹っぽいストーリー。浮気が平然とそこにあって、激情する人、感情を持っている人がほとんどいない。
ロマンスのかけらもなく、義務だったり、馴れ合いだったり、習慣だったりするセックス。欲情も独占欲も発していなくてこちらもなんの感情も抱かなかった。
また稲垣吾郎という、感情を出さない人を起用しているので余計に静かに流れていく。それが監督の狙いなんだろうけれど、響かない。
途中ちょこちょこ感情が溢れ出してぶつけてくる人がいるけど、ややはり主人公がナレーターのように訥々としているので、全くダメだった。
途中から飽きて違うことしたり調べ物してたり、、、