はるちゃん

マカロニのはるちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

マカロニ(1985年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

現代社会に忙殺される航空会社の副社長ロバート(ジャック・レモン)と、大戦中ロバートが進駐していたナポリで知己を得たアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)が、ロバートのイタリア出張を機に数十年ぶりに再会するっていう話。

軽妙な会話劇。絵に描いたような嬉しいハッピーエンドでウキウキしちゃった。

ジャック・レモンは本当にピアノが上手なのかな?演奏シーンにびっくり!

私もナポリに行ってみたくなっちゃった。あとナポリ名物ババ美味しそう。

VHSで鑑賞。画質はうーん、、、だけど、隠れた名作を観られるようになったのでとても嬉しいです♪

仕事命のロバートがナポリで過ごした日々で人間らしさを取り戻すくだりは、こう言うのも烏滸がましいですが、すごく分かる気がします。私も初めてイタリア映画の素晴らしさを知った時、ほとんどロバートと同じ経験をしたからです。

持って生まれた価値観を覆されるというのは、どちらかというと屈辱的なことなのではなく、むしろ感動的なことなんだと思いました。私の場合は、生きていることは、そう悪いことばかりでもないんだと気づけたからです。

やっぱり映画は、イタリア映画が一番好きですね。

メモ
冒頭、航空会社の副社長がイタリアへ来た!として取材を受ける場面?だったかな、ニーノロータの「山猫」のワルツ?がかかってた。