スズナリ

遊びの時間は終らないのスズナリのレビュー・感想・評価

遊びの時間は終らない(1991年製作の映画)
3.7
銀行強盗訓練で犯人役になった若き警察官の熱が入りすぎて、本番さながらの大騒ぎになってしまう。日本で『狼たちの午後』のようなことが起きたらどうなるかという感じだが、銃社会じゃない故に翻弄される警察上層部のマヌケさと来たら。石橋蓮司の風見鶏っぷりがユーモアで面白かった。そしてTVマンのイエロージャーナリズム上等の姿勢(報道の中立はどこ行った)は今も変わらんなぁと苦笑。犯人役の平田がちゃんと犯人役に徹するけど時折我に帰って警察官に戻るのが日本人だなーと思った。
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