記録
冒頭のシークェンスの吸引力に目を見張る、原恵一の映像のダイナミズムはピカイチ。ローからのキャメラアングルは恐竜の迫力をより効果的に演出する、その上流血表現や弱肉強食を冷静に描いていたりと、色々とトラウマ要素を植え付けそうな作品。
『ドラえもん のび太の恐竜』が存在する以上、対比して鑑賞してしまい確認作業的な雰囲気が生まれてしまうのは仕方がないか。しかしある程度の社会性を込めながら、それでいて真っ直ぐな感動ものであるのは間違いなく、40分という短い時間で得られるものとしは大きいほうだろう。
まぁよく出来た小品といった印象。
セワシとアントンは覚えられるのに、スネ夫の子孫の名前だけ一向に覚えられない。山口勝平が山口勝平してて良かった。
2024,283本目 11/15 AmazonPrime