このレビューはネタバレを含みます
性転換手術を控えたトランスジェンダーのブリーは、拘置所からの連絡で自分に息子がいる事を初めて知る。大学の時に一度だけ関係した女性がいたのだ。息子トビーには自分が父親という事は伏せたまま、NYからLAまでの道中に徐々に絆を深めていくロードムービー。
トランスジェンダーの人の家に寄った時点で気付かないのもトビー鈍いなって思うし、ブリーの実家でのいきなり欲情もちょっと引いた（むしろ事実知ってて試したのかと思った）
とはいえ道中で2人が徐々に心打ち解けあい、お互いの絆を深めていく過程はとても見応えあった。
事実を知り行方をくらましたトビーだけど、最後にブリーのもとを訪れ、お互いを尊重して受け入れるような空気感のなか、これから親子になっていくんだろうなっていう感じのラスト良かった。
2023-119
