ひで

南極料理人のひでのレビュー・感想・評価

南極料理人(2009年製作の映画)
3.8
沖田修一監督の独特のゆるさが良い。
商業映画初監督作品だったわけだけど、当時から一貫してる空気感。

シュールな会話劇。表情のズームイン。

誕生日パーティーのために、ドクターと肉を焼いて準備するシーンが印象的だったな。

当たり前のように水が使えて、足りないものがあれば買いに行ける日本のありがたみがわかる。ただ、そこにフォーカスしないのが良いところ。
現代人の生活を見直せ、今の生活に感謝しろ、みたいな説教じみた感じがしなくて良かった。

ハッピーな映画。
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