ShunItoh

南極料理人のShunItohのレビュー・感想・評価

南極料理人(2009年製作の映画)
4.0
南極に長期間滞在するおじさんたちの話。帰国後の「本当に南極になんか行っていたのだろうか」というセリフにとても共感した。
海外に行っても帰ってきて髪を切って髭を剃ると前と変わらない自分に戻る。色々なことを経験し、成長したつもりでも意外と何も変わっていない。絶妙なリアリティを感じた。
でも最後にハンバーガーを食べて驚く主人公は当たり前の喜びに気づいていた。それは無自覚に成長している証なのかもしれない。そして、ビーチバレーをする仲間もそこにはいるのである。
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