Torichock

Black&White/ブラック&ホワイトのTorichockのレビュー・感想・評価

3.9
「THIS MEANS WAR/Black&White」

いやいや、書いてなかったけどもちろん何度も観てるし、ちゃんと大好きなバカ映画。
"MAD MAX FURY ROAD"を、ストーリーがないとdisってる輩に告げたい、この映画の方がない!でも、面白い!つまり、ストーリーがあってもなくても、面白いものは面白いのだ!

監督は"チャーリーズ・エンジェル"シリーズのマックG。フゥーッ!
クリス・パイン演じるFDRと、トム・ハーディ演じるタックが、CIAでコンビを組んでいる公私共に親友関係を築いていたのですが、ひょんなことからこのコンビは、アゴの出たブ...おっと、失礼いたしました、リース・ウィザースプーン演じるカモメ女・ローレンに出会い、CIAの職権を乱用し合いながら、彼女を奪い合うラブコメ作品。

別に話すことがないストーリーなので、ストーリーは割愛。ひたすら、クリス・パインのクソ王子っぷりと、トム・ハーディの可愛い笑顔で爆笑する映画。元々タック役には、世界一売れた映画の主演のくせに、なぜかパッとしない俳優、サム・ワーシントンがキャスティングされていたらしいんですが、サム・ワーシントンが降板してトム・ハーディに変わったらしいんです。もし、映画の神様がいるのなら、マックGは足を向けて眠れません。本当にトム・ハーディでよかった!
なぜなら、トム・ハーディとクリス・パインのアンサンブルが完璧なのです。
まず基本的に、クリス・パインが痛い目に会うたびに爆笑。ビキニを着た女が天井で泳いでる部屋に住むって、頭おかしすぎるだろ!サイコーかよ!そんで、バスローブで"タイタニック"を観る。誰だ、この演出は!天才かよ!

ちなみに、映画全体がバンクーバーで撮影されていたので、よく見る場所がちらほら。FDRがローレンと出会うところ、よく行ってたわ!っていう楽しさもありつつですけど。
あと、ローレンの友達が下ネタがキツいというか、最初は気持ち悪くて笑えなかったんですけど、何回も見てるとアクが取れてきて、許せるようになりましたね。

とは言いつつも、本作の魅力はトム・ハーディとクリス・パインのブロマンスなのです。
キスシーンはなかったけど、一緒に愛を語り合ったり(全然違うけど)、
一人の女を奪い合うのに、ルールを持ち出しては破り、殴りあう。それでも最後は仲直りする彼らに愛を込めて花束を贈りたい!

最後の大オチで、永遠の友情を超えてまさか

兄弟

(穴)

に変わるとは。。。
マックG、お前のバカさ加減、嫌いじゃないぞ!

filmarksという性質上、満点は5.0点ですが、敢えて言わせてください!
この映画、
3.9点満点中3.9点だろ!
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