雨宮はな

飼育の雨宮はなのレビュー・感想・評価

飼育(1961年製作の映画)
2.0
差別とレイプ、責任転嫁のトリプルコンボがオンパレード。
胸糞悪すぎて好きになれないが、観て知っておくべき現実が描かれている。

偏見と言われるかもしれないが、戦時中の日本人の思考のおかしさ、田舎の怖さが隠されずに写っている。
本当に芝居なのか疑ってしまうほど。

どこかの田舎で訛りがひどいのでセリフはほぼ聞き取れない。
ただ「クロンボ」「畜生」「孕ませた」等、知性も品性もない胸糞悪いことばははっきり聞こえる。
その差のせいか、なお胸糞悪くなる。

主役級以外はいかにも田舎にいそうな顔立ちだったり、「こいつに襲われたくない」という顔面(つまり、不細工)が揃っていてまた現実味を帯びさせる。
雨宮はな

雨宮はな