大江健三郎の芥川賞短編、大島渚監督による映画化。不時着した山村で「飼育」される黒人捕虜との関係性を通じた少年の成長や変化を描く原作に対し、映画では黒人捕虜の「飼育」を起点に歪さが露呈する旧いムラ社会…
>>続きを読むハリセンボン春菜の実家がロケ地と知って観たけど言葉が早口なのか音質か半分くらい聞き取れなかったのが残念
圧倒的に貧しいけど抜け出そうとするのは現実的ではない。黒人兵士はもちろんとセーラー服の女の子と…
ホラーすぎた。
大人の汚さにさることながら子ども達までもが、目付き、姿勢、所作などから不穏さや、貧しさが漂ってきます。監督凄いなあ。
OPの不穏すぎる細胞が、こういう人達って風土病のようなもので…
原作にある"大人のキモさ"のみにフォーカスしている。故に濃い。システムを守ることしか考えない大人のキモさ。システムに使われている。保守も革新もシステムしか考えてない点では一緒。もちろん大事なことだけ…
>>続きを読むカサヴェテス『アメリカの影』の長兄ヒュー・ハードが大島渚作品に内面の描かれない捕虜として出演している。その経緯を知りたい。弔いなき土葬のために村人総出で土を撒く手の描写がとにかく長い。すべての諍いを…
>>続きを読む267.2762
日本の「ムラ」社会を煮込んで煮込んで煮詰めたような物語。
ムラ社会の部外者が、黒人だけでなく、東京からの疎開者を間に挟んだことで、この閉鎖社会の常識的ラインを2本引いたところが決…
権威にすがり、弱者に責任を押しつける。困ったら全体責任に転嫁するか隠蔽する。そんな日本人のメンタリティーは、時代が戦前から戦後に移っても、何一つ変わらなかったとさー。戦中戦後の寒村を舞台にした本作…
>>続きを読む大江健三郎の短編の映画化。
感情的な場面はあえてのロングショットで台詞も聞き取りにくい。そこが「何やってんだろ、この人たち…」というリアルに不快。
他責と無責任は閉鎖的な社会で生きていくための術なの…
大島渚プロダクション