"クロンボをどうするだよ"
戦争末期の山村、米軍機から脱出した黒人兵が捕らえられる。
何言ってるか分からんとこもあるが、そこも含めてこの村の内輪感、排他的な部分を感じた。
終盤30分ぐらいの怒…
大江健三郎の原作を読んで、どう映像化されたのか気になり観賞。
原作では米兵の飼育が少年の目を通した心理描写や文字から匂い立ってくるほどの生々しい身体性で迫ってきたが、映画は戦時中の部落民の集団心理…
Amazonプライムにて鑑賞。
大島渚は常に社会に怒り、その対象ごと映画にぶつけていたように思う。閉鎖的な村社会は日本の縮図でもあり、同調圧力に従う人間の醜さや愚かさを描き出す。
スピルバーグの映画…
大島渚監督と三國連太郎に惹かれて。大江健三郎原作。原作既読ですが例によって読んだのが昔過ぎて忘れてる。映画化にあたり原作はかなり改変されているらしいけれど。
最初は台詞は聞き取りにくいしフィルムは…
原作への評価 この映画、何を騒いでいるの?
レビュー本文
自虐的な歴史史観でしかない。
ないでもない話だが、原作は敗戦後10年も経過した高度経済成長期。
原作はこんな話ではない。
原作は「戦場のメリ…
身も蓋もない言い方をするとダメな大人、それもダメな男たちをこれでもかと描いた作品である。当事者自身が罪を認めず、あいつが悪い、いいやあれのせいだ、これが悪かったからとひたすらに問題の本質から逃げ惑う…
>>続きを読む大島渚監督『飼育』(1961)
得体の知れぬ者から炙り出される村のしがらみー
大江健三郎の小説を読んだときのえぐみみたいなものは視覚化されることで逆に失われている気がした。子供たちの素朴で不穏な…
生殖は生存本能、生への欲求。捕虜のクロンボの存在と彼を引き取るはずの国家の背景化は、舞台となる農村は野蛮で未熟な国家、村社会日本という姿で、そこに囚われた捕虜は朝鮮人という構図が見え隠れしている気が…
>>続きを読む大島渚プロダクション