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パーマネント野ばらのserineのレビュー・感想・評価

パーマネント野ばら(2010年製作の映画)
4.7
二度目。

ジャケのロゴ、「パーマネント野ばら」って教科書体みたいな綺麗なフォント使ってるから、なんか古めかしく怪しげで素敵な何かを期待しちゃったんですけど。

わりと魑魅魍魎の溜まり場みたいな?
はやくにんげんになりたーい、みたいな?(言い過ぎ)。
とにかく夏木マリとかすっごい迫力。

化粧っ気の少ない菅野美穂が何とも儚げ。
パンチパーマでインパクト強めのオバ様方に囲まれて飄々としている所が、なんか、オオカミの中で平然と暮らしてる羊みたいで。

菅野美穂って、こーゆー役がめっちゃ上手い気がするんですけど。どうなんでしょうか。

途中から、これ何?私は何を見ているの?とゆー疑問符がふつふつ。気になって最後まで見ちゃう。
ラストは、うわわわわ、です。
二回目でも、うわわわわわ、でした。

終盤のピアノが綺麗です。しまい込んでいた想いを朗々と語り出すかのような、、、
大好きで何度も見てしまうシーン。


やるせない夜にお酒でも飲みながら観ると吉かなー。
シラフだと、江口洋介のモミアゲがめっちゃ気になって集中できないので(うそです)。
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