ちは

ターンのちはのレビュー・感想・評価

ターン(2000年製作の映画)
3.6
北村薫原作ファン。
版画家の主人公がダンプカーと衝突して、同じ時間を繰り返してしまう。
街に誰もいない景色や光景、よく撮影できたな〜。
静か〜な映画。

前半はテンポがゆっくりしていた。
150日を過ぎたあとに1本の電話がなる。誰もいない世界で主人公の心を支えていたのは、一本の電話。時間軸は違うけども、主人公と主人公の版画を買った見知らぬ男性が、1本の電話で繋がっているというところに恋が始まりそうなソワソワした。
一定の時間になるとまた同じ日を繰り返すというゆったりとしたテンポだが、後半誰もいないはずの世界に他人(北村一輝)を見つけてからは、あっという間だった。

街にだれもいない無人の景色、もし自分がこの世界にいたらと想像すると少し怖くなる。

にしても、中村勘九郎さんや北村一輝さんが若い。
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