ターンの作品情報・感想・評価

「ターン」に投稿された感想・評価

ちは

ちはの感想・評価

3.6
北村薫原作ファン。
版画家の主人公がダンプカーと衝突して、同じ時間を繰り返してしまう。
街に誰もいない景色や光景、よく撮影できたな〜。
静か〜な映画。

前半はテンポがゆっくりしていた。
150日を過ぎたあとに1本の電話がなる。誰もいない世界で主人公の心を支えていたのは、一本の電話。時間軸は違うけども、主人公と主人公の版画を買った見知らぬ男性が、1本の電話で繋がっているというところに恋が始まりそうなソワソワした。
一定の時間になるとまた同じ日を繰り返すというゆったりとしたテンポだが、後半誰もいないはずの世界に他人(北村一輝)を見つけてからは、あっという間だった。

街にだれもいない無人の景色、もし自分がこの世界にいたらと想像すると少し怖くなる。

にしても、中村勘九郎さんや北村一輝さんが若い。
CotoCo

CotoCoの感想・評価

2.0
北村一輝の気持ち悪さ(笑)
原作読んだはずだけど読み返したい。
じゅんP

じゅんPの感想・評価

2.6
これは透明感なのか、無味無臭なのか。

原作小説の空気に賭けてると思うんだけど、それを映画に持ってきた時に、小説では成立していた転換点となる出来事が、ことごとく静かにさらーっと流れてしまっていた。
同じ1日を繰り返す、タイムリープは『恋はデジャブ』や『時をかける少女』で慣れ親しんだ好物な設定。

それだけに、牧瀬里穂主演の影響もあったのかアイドル映画的なテレビドラマっぽい臭いシーンもある一方でやっぱりそれなりに面白い。

同じタイムリープものといっても、本作はまた違ったテイストとして楽しめました(^^)

それにしても倍賞美津子さんはおばあちゃん役のイメージなだけに、お母さん役というのが…お若いですね~(笑)
DDD

DDDの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映画冒頭は、メゾチントをやっている主人公が世間慣れしていないように感じて、ちょっとな、と思わないでもなかった。

しかし、一人の世界に投げ出されてからは、例えばお金はきちんと払うとか彼女の性格が自分を保つ理由になっていて印象が逆転した。

デザイン事務所の彼も、とても純情そうで仮想デートのシーンが、互いに律儀でよかった。
最終的に「1日1日を一生懸命生きる」というメッセージを上品に伝えていて、最後の「ただいま」という言葉が染みる内容だった。
yuko

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3.0
2004.12.18 VHS

原作の方が良かったけど、イメージはそんなに崩れてなかったと思う。
LUKE

LUKEの感想・評価

5.0
ある日事故にあった真希は気がつくと生きているものが自分しかいない、風や雨もない自分1人だけの世界で暮らすことになる。だが決まった時間に気がついた時に戻ってしまう。ある日一本の電話がかかってくる。その電話は現実世界からのものだった。この電話から全ての話が進み出し、真希は真実を知ることになる。

真希の誰もいないスーパーなどでお金を裙と置いて行く仕草は魅力を感じる。虫の声や鳥の声の入ったCDを流したり、ホースで雨を作ったりと孤独ながらに生活を楽しんでいるところはなんとも切ない。
途中で出てくる柿崎がただの変態、ストーカすぎて気持ちが悪い。現実世界では犯罪者だったようだ。

誰もいない孤独な世界に行き、現実世界のことを少しずつ知る中で、成長していく真希。誠実で真面目な彼女はどこかたくましく見えた。
ラストシーンはホッとする。また『良かった』と言う感情が込み上げてくる。
『時をかける少女』とはまた一味違う時間の物語である。
同じ一日を何度も繰り返してしまう主人公。
原作ファンなので、「自分以外誰もいない町」という設定は、映像での表現は難しいのでは?という心配をよそに見事に映像化できていた。「ターン」する前の町並みが必要以上に、ゴミゴミしているのも良かったかも。都会のど真ん中で無人の景色が広がるのは圧巻。

原作では、ターンを繰り返す日々の中で、主人公が一度も作品を作ろうとせず、先に進もうとしていなかったと気が付くところが一番の盛り上がりだと記憶していたけど、映画ではイマイチの展開。
原作未読の人にはその展開でも納得いくのかな??

まっすぐでまじめな主人公を牧瀬里穂が瑞々しく、人のよさそうな青年を中村勘太郎くんが好演。北村一輝さんもはまり過ぎている役で怪演しています。
事故に遭い同じ一日に閉じ込められた女性(牧瀬里穂)と楳図かずお「漂流教室」の母親のように彼女と時空を超えて電話が繋がった青年(中村勘太郎)とのファンタスティックラブストーリー。
閉じ込められた一日には牧瀬以外の人が存在しないため一人芝居が多いのは仕方がないがいちいちセリフが説明的でもうひと工夫必要だったと思います。

タイムリープものよりゴーストものに近いかも。

牧瀬里穂の左頬の傷跡を見ると、相米映画でカイカーンと叫んでほっぺから血を流したのはあるいは彼女だったかもしれないと妄想しちゃいます。
masa

masaの感想・評価

3.8
新人銅版画家の牧瀬里穂が、車で事故に合う。事故のあった時刻になると何故か前の日に戻ってしまい、同じ日を何度もくりかえしてしまう。そして、外には誰もいない、自分一人だけの世界。

版画の作り方、様子が結構リアル。
絶望的な孤独の世界も最初は楽しいだろうなと思っちゃいます。自分一人の他誰もいないなんて。。

生と死の境を興味深く描いています。自分的には好きな作品です。
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