【まあまあの出来のエンタメ】
宝探しのエンターテインメント映画。ニコラス・ケイジ主演、ダイアン・クルーガー(「トロイ」で絶世の美女ヘレネを演じて一躍脚光を浴びた)共演。
娯楽映画としてまあまあの出来だと思う。ただ、「インディー・ジョーンズ」のような圧倒的な面白さやスケール感はない。父親役も面白くなりそうなのに、生かし切れていない。
それと、アメリカ合衆国の成立と宝が関連しているというのはいいが、どことなく現在の国際状況を反映した生臭さを感じるところも、ないではない(深読みかもしれませんが)。
ヒロインのダイアン・クルーガーは、「トロイ」に続いて相変わらずの美しさ。それだけに、もっと大胆な演技やシーンを期待したくなるのは、人情というものであろう。