ペイ・フォワード 可能の王国のコーバスのネタバレレビュー・内容・結末

胸がギュッとなる映画でした。
トレバーがホームレスの彼を家に招き入れた時、何か物を取られたり暴力を振るわれるのではと観ていてヒヤヒヤしました。
でも実際そんな事はなかったし、その考え方こそ人間関係を希薄にさせる考え方なのかもしれません。
なによりペイ・フォワードに必要な勇気、何かを変えようとする力が今の自分には足りてないのではと考えさせられました。
映画の中には心に刺さる言葉が沢山でてきましたが、トレバーのお母さんの｢傷つくのが怖くて勝手に結論を出す｣というセリフは、まるで自分の事を言われている様でハッとさせられました。ラストは衝撃的でしたが、善意が暴力で返ってくる様な世界を変える為にも出来ることをしていきたいなと思わせてくれた映画です。