第一部163分を観賞から。
初見は、高校一年生のときにイタリア文化会館にて。文化交流の一環として、です。
今回は約数十年ぶりとなります。
ヴィットリオ・ストラーロの撮影が、そんなに良くない。期待し過ぎたのかもしれない。
エンニオ・モリコーネの音楽も心の残る程の旋律はなかった。そう感じた。絶頂期と比べると、ほどほどの曲作り。
脚本はメリハリに乏しいが、何故か魅力的。ありえない、、、
やはり、この作品には人の心の豊かに実る生命力がグッと詰まっており、それが更に無限に広がっている。
豪華役者陣については、第二部観賞後に記します。
この作品は広大な世界、時にも場にも囚われない。すごく重量感のある映画。
パワフル、これに尽きる。
そのとき、気づく。
ストラーロの撮影、
モリコーネの音楽、
を始めとする、
この映画の製作に全身全霊で向き合う方々は自己を主張せず、ただただこの作品に尽くす。
だから、僕はストラーロに、
それに加えてモリコーネに、
疑念を抱いた。
しかし、いま全てが明かされる。
映画は素晴らしい。
後日、第二部に拙文を寄せるのが楽しみです。