偶然U-NEXTで発見フィルマの評価の高さから急遽鑑賞📺
ラルフ・バクシ監督作品
4世代にも亘るユダヤ系アメリカ人家族の人生を描きつつ20世紀のアメリカの音楽史を辿る物語となっている
実写とアニメを交互に見せていき戦争場面やギャングの抗争等の負の場面は軽快な音楽で駆け抜け重くならないようにしている
この作品で特徴的なのは実写映像の取り込みによるロトスコープ・アニメーションでの作画であり、登場人物が非常に生き生きと描かれている
日本では公開直前にお蔵入りして1996年までは未公開でその時も1週間だけの上映だったそう
評価の高い作品だが使用楽曲の料金が高く興業成績は振るわなかったとか。。
監督自身が移民のようなので自身のルーツとアメリカの音楽史との融合を考え付いたのかも
物凄く人の動きがイキイキと描かれているアニメーションだが今はこの手法は受け継がれていないのだろうか。。😅
貨物車で移動する黒人2人組のオヤジさんの靴に穴が開いていたり指が出ているのが細かい演出👣笑
大まかにジャズ→フォーク→ロック→パンクと音楽の流れを見せていく
本人歌唱じゃない楽曲もあるけど楽しめた😀🎵
マーケティングなんか関係ないアメリカの良心を感じたタイミングが悪く埋もれてしまった名作🎵