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パーマーの危機脱出のMcQのレビュー・感想・評価

パーマーの危機脱出(1966年製作の映画)
3.6
「私はスパイではない。下着のセールスマンだ!」

狙った訳じゃないが、またしても舞台は〝東西ベルリン〟である。
監督は007シリーズのガイ・ハミルトンにバトンタッチ。それに伴ってボンドガール的なキャラも登場!、、彼女のお色気は通りすがりのパーマーの足を緩める程である。いつもは冷静沈着、クールにキメてるパーマーであるが、この時ばかりは動揺を隠せない。(ガン見!!しまくる)、、そして前作にも登場した(目つきがエロい)同僚の女局員はパーマーの◯欲処理班と化していた。(配役が変わってしまい妖美なオーラは消え去った。残念、、)そんなこんなで〝女好き〟な所もボンド的な要素の一つなんではなかろうか。

今回も捻りの効いたシナリオではあるものの、肝心の場面で「あんた誰やねん!」ってなってしまった事と、前作の味である〝ぞわぞわした雰囲気〟が薄れてしまったのは残念。キャラもちょっと薄くなってしまった。
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