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タクシードライバーのVのネタバレレビュー・内容・結末

タクシードライバー(1976年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

JOKERの元ネタということで順序が逆だけど鑑賞

やはり同じく音楽がオシャレだし腐敗した街はゴッサムシティの様

微妙にズレている会話はなんか気持ち悪いし笑い方や行動など全てが関わりたくないと思わせてくる

中身が無い人間過ぎてベトナム戦争による影響だとか社会のせいというところに共感しづらいのもすごい

有名なモヒカンにいつなるかと思ってたら急になってて笑ってしまった

終盤は雪崩のような展開でマジかよ…と思ってたら手で銃の真似するのはJOKERにもあっておっとなったし最後は予想外の終わり方を迎えた

明らかに死んでたと思ったけどあの後の展開は妄想なのか?
あんな頭おかしくなったやつが人殺しまくって英雄とか称賛されるわけないし最後ベッツィが乗ってきて普通に会話するのもよく分からない

後終わる間際にミラーを見て視線を後ろにやるカットで明らかに音響にも変化つけてるんだけど何があったんだ…

トラヴィスの思想は間違っては無いって言うか子どもなんだよね
言ってることは正しいけど大人はみんな見て見ぬふりをしてるしそういうもんだと受け入れてる

でも自分もアイリスに対してトラヴィスと同じような考え方だったしみんな心の底では考えてることなのかもしれない

アーサーとトラヴィスで違うのはアーサーは優しい人だったのに理不尽を受けて復讐をしていてトラヴィスは元々おかしい人で正義感から社会を正そうとしていること
アーサーには動機が共感できるしトラヴィスは行動が共感できる

テーマ曲を一人で聞いているとなんか色んな気持ちが湧いてくるし自分にも何でも出来そうな気がしてしまう

ロバート・デ・ニーロとマーティン・スコセッシの原点を見ました

全体的に会話とか音楽に中毒性がある映画
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