オーソンウェルズ未完成フェイク
脚本監督オーソンウェルズ。
未完成になっていたカリスマ、オーソンウェルズの未完成ドキュメンタリーをなかば強引に仕立てた作品。
ブルースリーのまるで「死亡遊戯」のようだ。
本作はそれより出来は悪い。異国文化に造詣深いオーソン。
(「上海からきた女」でわチャイナタウンらしきのエキゾチカな京劇が映る)
ブラジルのサンバの姿を撮った作品。
イカダを作って南米を渡り政治メッセージを発した人達の作品。
南米人の恋愛を仕立てたフェイクドキュメント作品。
最初のタイトルが格好良い。
ウェルズ君の若干の解説の後、後付け音楽とそのフィルムの荒い編集が見れます。
本作製作と同時に「ストレンジャー」を製作。
オーソンウェルズ曰わくサンバの魅力に取り憑かれ4日フィルムを廻した。
サンバの源流をたどるとブゥードゥー教のリズムにたどりつきその模様をカメラにおさめようとした。
酋長にそのお願いをしていたが、ある時ウェルズの机の上の脚本に骨のヤリがささってたそうな!
いやいや、オーソンウェルズ、ブゥードゥーの呪いに(以後のフィルムグラフィーを見ても、、、)呪われたのかな?
サンバの音入りフィルムが見たかったすー!
オーソン熱烈ファン方のみお勧め!
2009年5月23日 19時47分レビュー