どーもキューブ

オーソン・ウェルズ/イッツ・オール・トゥルーのどーもキューブのレビュー・感想・評価

3.3
 オーソンウェルズ未完成フェイク



脚本監督オーソンウェルズ。

未完成になっていたカリスマ、オーソンウェルズの未完成ドキュメンタリーをなかば強引に仕立てた作品。

ブルースリーのまるで「死亡遊戯」のようだ。

本作はそれより出来は悪い。異国文化に造詣深いオーソン。

(「上海からきた女」でわチャイナタウンらしきのエキゾチカな京劇が映る)

ブラジルのサンバの姿を撮った作品。

イカダを作って南米を渡り政治メッセージを発した人達の作品。

南米人の恋愛を仕立てたフェイクドキュメント作品。

最初のタイトルが格好良い。

ウェルズ君の若干の解説の後、後付け音楽とそのフィルムの荒い編集が見れます。

本作製作と同時に「ストレンジャー」を製作。

オーソンウェルズ曰わくサンバの魅力に取り憑かれ4日フィルムを廻した。

サンバの源流をたどるとブゥードゥー教のリズムにたどりつきその模様をカメラにおさめようとした。

酋長にそのお願いをしていたが、ある時ウェルズの机の上の脚本に骨のヤリがささってたそうな!
 

いやいや、オーソンウェルズ、ブゥードゥーの呪いに(以後のフィルムグラフィーを見ても、、、)呪われたのかな?

サンバの音入りフィルムが見たかったすー!

オーソン熱烈ファン方のみお勧め!


 2009年5月23日 19時47分レビュー
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