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まぼろし怪盗団 悪魔の王冠のhummingbirdのネタバレレビュー・内容・結末

3.6

このレビューはネタバレを含みます

「まぼろし怪盗団」最終作。

今回は月丘千秋のダイヤが狙われ、波島進が魔王の密使の隠れ家に乗り込んで対決する(いつもとは逆パターン)。

南原宏治は大臣に化けて現れ、隠れ家に戻ってからは、ようやく素顔に(この時の話し方が魔王の密使の時とは違っている)。「八犬伝」でも出てきた屋根の上の対決があり、狂気を感じさせる演技。

クライマックスの対決シーンはすごく長くて、ジョン・ウー?というぐらい銃を打ちまくっている。冒頭のシーンも魔王の密使側の銃撃が激しく、もはや子供向けではない(「剣の部屋」みたいなキッチュな道具は最初だけだった)。

最終的にダイヤが揃うとどうなるのか?魔王とは誰か?は明かされず、銀行のくだりも捜査には利用されなかった。

月丘千秋の経営する宝石店は銀座にある設定で、ここの前の道も舗装されてない。赤坂プリンスホテルが出てくるけど、ここの表の庭も同様。そういう時代だったようだ。
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