ある町に汽車が到着、男(グレン・フォード)が降りてくる。よそ者とからかわれるが見事に切り返し、老いぼれ馬を売りつけようとした馬屋のミルト(エドガー・ブキャナン)の鼻を明かしたその足で、腕の立つジャンボにケンカを売って見事にノックアウトしてしまう。 男は、町の男たちに公有地で羊を放牧するつもりだと告げる。ジェイソン・スイートと名乗る男を追いかけた牧場主の娘デル(シャーリー・マクレーン)は、すぐに町を出ないと殺されると忠告する。 町の有力者でデルの婚約者の大佐(レスリー・ニールセン)は、ジェイソンの古い知り合いで、二人の間にはかつて決闘寸前までいった因縁があった。羊を列車から降ろすな、と言う大佐を無視したジェイソンは、邪魔するジャンボたちの裏をかいて、羊たちを無事放牧してしまう。 ある日、デルがジェイソンを大佐のパーティに誘う。次々と女性たちに誘われてはダンスをしている間に、大佐は羊たちを列車に乗せ、ジェイソンに銃を突きつけて貨車に閉じ込め、発車させてしまう。 一緒に放り込まれたミルトの機転で町に戻ってきたジェイソンは、ミルトから聞き出した大佐の悪事を町の男たちに明かす。しかし、大佐は、g銀行に勤めていたジェイソンの恋人を撃ち殺したチョクトーとその仲間を集め、ジェイソンの命を奪おうとしていた・・・