スローモーション男

眼下の敵のスローモーション男のレビュー・感想・評価

眼下の敵(1957年製作の映画)
4.5
 戦艦対戦ものの金字塔!

 第二次世界大戦で、アメリカ軍の駆逐艦とドイツのUボートが対決する。お互いの艦長が知恵を駆使して戦い続ける!

 ロバート・ミッチャムとクルト・ユルゲンスが男と男の戦いを象徴し、徹底的に攻防を繰り返す。
 『戦争のはらわた』にも通じるものがあり、絶対に部下を殺さないことを誓い、ナチスにも反抗する。

 CGや特撮をまったく使わず、海軍の協力で作ったので、爆雷のシーンの迫力がすごい!!!

 そして、最後は男と男の戦いを越えて、男の友情で終わる!
 戦争をしたくなかった二人が、最後には国を越えて人間として同盟を誓うのだ。

ちょっと美化されてるようにも思いますが、この映画の最後は平和へのメッセージとして終わるのが素晴らしいですね。