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ドラゴン危機一発のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ドラゴン危機一発(1971年製作の映画)
4.0
タイの製氷工場で働く親戚を頼って香港からやってきた青年チェン(ブルース・リー)。だが、その会社は裏で麻薬の密売を行っており、秘密を知った仲間が次々と殺される。怒りを爆発させたチェンは「喧嘩はしない」という母との誓いを破り、仲間の復讐のため極悪非道な社長一味に単身闘いを挑む。 
記念すべきブルース・リー初主演作品。
前半は、ブルース・リー演じるチェンが母親に喧嘩はしないと誓っていることもありなかなか暴れないけど、母親からもらった誓いのペンダントを千切られた後はブルース・リーお得意の連続蹴りなどが炸裂するカンフーバトルにスカッとさせられる。ブルース・リーの社長に丸め込まれたりするとっぽい純朴な若者役も、なかなかユニーク。クライマックスのブルース・リーとハン・インチェのバトルは、迫力満点のカンフーバトル。
「怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」「燃えよ!ドラゴン」のようには洗練されていないが、ブルース・リーのファンなら一見の価値ありのカンフー映画。
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