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セーラー服と機関銃のListenerのレビュー・感想・評価

セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)
3.8
先日観た『東京上空いらっしゃいませ』の余韻がまだ続いているような気がして、年末年始は心穏やかに過ごせました。顔を合わせた地元の友人達からは変化が感じられ、『風櫃の少年』が頭をよぎりました。私も糸の切れた凧のような生活はもう終わりにしたいと思います。映画って人生に影響を与え得るものですね。

新年一発目はYouTubeで無料公開中の『セーラー服と機関銃』。大仏から暴走族の長回しがヤバすぎて興奮。しかも新宿で撮ったんですね…。柄本明が息絶えるシーンはシームレスでビックリした。笑いどころあり、突っ込みどころあり、そして奇天烈なロケーションありで面白かった。やはり家で観ると集中力が落ちてしまうが、それでも自宅鑑賞にはちょうど良い映画でした。

『夏の庭』の解剖室?のシーンはこの映画のオマージュだろうか。三國連太郎と柄本明だし。
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