トールキン

ターミネーター2のトールキンのレビュー・感想・評価

ターミネーター2(1991年製作の映画)
5.0
リバイバル上映ということで。

過去にあったリバイバル上映も見たことあるし、Blu-rayも持っていて何回も見てるけど改めて最高の娯楽映画、そして大好きな映画だと再認識。何回も見てるのにホントに色褪せない。しかも迫力あるスクリーンで見れてホントに良かった。

子どもの頃はよくテレビのロードショーで放送していて見てた記憶はあるけどストーリーとかは全然把握してなかった。映画としてちゃんと初めて見たのは中学生の頃だったと思う。何度も見ていて自分の中に変わらずあるのが全てにおいてとにかくカッコいい映画だということ。T-800があらゆる銃火器を使うシーンはジェームズキャメロン監督ならではのアクション要素でファンの心をくすぐられる。個人的に特にショットガンのスピンコッキングの動作がめちゃくちゃカッコいい!(おそらくアクション映画好きな男の子は皆一度はマネしたことがあるはず笑笑)

そしてそのT-800を遥かに上回る強さのT-1000の敵キャラとしての存在感。どれだけ攻撃してもダメージを受けない、そして執拗に迫り来る、こんなやつ一体どうやって倒すんだっていうハラハラドキドキ感、終盤でT-800がボコボコにされるシーンでの絶望感や恐怖感など、初めて見た時はそんな感覚すらも覚えたかもしれない。
銃弾を受けた時に体に出来る銃痕の窪みやグニャグニャになる体とかも妙に好きなポイント。

ラストはこれまた言わずもがなだけど毎回ジーンときてしまう。T-800とサラが握手するのもグッとくる。「機械が人間の心を理解出来るのだからきっと人間にも出来るはず」けれど同じような過ちを犯してしまうのが人間というもの。今となってはそういうメッセージ性も受け取れて複雑な思いにもなる。

1991年公開、日本でも大ヒットを記録した今作。ネットなんて当然無い当時、ましてやシネコンも全然主流ではなかった(らしい)当時、たくさんの人がこぞって劇場に足を運んでどれほどの反響や熱狂ぶりを見せたのか、ともはや好き過ぎてそんな想像すらしてしまう。個人的には正に記憶を消して見たい映画の一つ。
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