ジェームズ・キャメロン監督、共同脚本、アーノルド・シュワルツェネッガー主演、SFアクション映画。東宝東和配給。
前作から10年後の1994年。未来に起こる機械と人類の戦いを知ったサラ・コナーは精神病院に収容され、後に人類のリーダーとなる息子ジョンは里親のもとで不良少年へと成長していた。ある日、未来から2体のターミネーターがやって来る。1体は人工知能スカイネットがジョンを抹殺するために送り込んだ最新モデルT-1000型、そしてもう1体は10年前にサラの命を狙ったターミネーターと同じT-800型で、ジョンを守るため未来の彼自身が送り込んだものだった・・・。
【キャスト】
アーノルド・シュワルツェネッガー:T-800
リンダ・ハミルトン:サラ・コナー
エドワード・ファーロング:ジョン・コナー
ロバート・パトリック:T-1000
Amazonプライムにて再鑑賞。
何度観たか分かりませんが最初に観た時の感動は忘れられないです。
今作では過去に送られると空間が捻れているよう物体が削れる工夫があります。
シュワちゃんがジョン・コナーをT-1000から守るまで悪いターミネーターなんだろうと思いながら観ていますから、驚かされます。シュワちゃんの片手でライフル銃をクルッと回し撃つシーンはカッコ良いです。
T-1000がとにかく怖いんです。あの走り方と音楽がマッチしすぎて絶対に忘れないです。精神病院で床から現れて警察官を殺すシーンは相当衝撃的でした。
サラ・コナーが脱走しようとクリップでドアを開けたり、看守の武器を持って飛び跳ねるように走る姿は痺れます。精神科医はサラ・コナーから暴力を振るわれますがまた生き残るんですね。あのポカーン顔は笑えます。
サラ・コナーを精神病院から救い出すまではツボでワクワクが止まりません。前半だけなら満点です。
後半では、シュワちゃんのお人形が代わりに銃で撃たれたり、左手が引き千切られると腕が太いので隠しきれないのが目に入ったりと気になる所が多いです。
ダイソンはサラ・コナー撃たれて、終いには、警察に撃たれてあれは可哀想です。
それでも最後の製鉄所での戦いは名シーンの連続でした。T-1000がシュワちゃんに撃たれてバランスを崩した時には、「遊星からの物体X」を彷彿としてツボでした。
ラストのジョン・コナーの人間に向けられメッセージも良かったです。