大友啓史監督、小栗旬主演のサイコスリラー映画。ワーナー・ブラザース映画配給。
雨の日だけに起こる猟奇殺人事件を追う刑事の沢村久志。犯行現場に残された謎のメモや、見つけられることを前提としたかのような死体から犯人を追う中、カエルのマスクを被った何者かが目の前に現れる。
通称・カエル男と呼ばれるようになった犯人を追い詰めていく沢村だったが、カエル男の仕組んだ残酷な罠にはまり、絶望的な状況に追い込まれてしまう・・・。
【キャスト】
小栗旬:沢村久志
尾野真千子:沢村遥
野村周平:西野純一
丸山智己:菅原剛
田畑智子:秋山佳代
市川実日子:橘幹絵
伊武雅刀:岡部利夫
大森南朋:沢村久志の父
松重豊:関端浩三
妻夫木聡:カエル男
Huluにて鑑賞。
フライヤーがカエルのマスクと分かりこれはB級映画なのではと、あまり期待していませんでしたが面白かったです。
犯人が何故カエルのマスクを被っているのか、動機は何なのかが、何故ミュージアムなのか分かると納得させられます。
小栗旬の近くに犯人がいるように思わせ続け、大胆にもカエルのマスクを被って目の前に現れインパクトが強いです。
野村周平があんな形で犠牲になるとは無惨過ぎます。
小栗旬は家庭を顧みない刑事でついに尾野真千子も耐えられなくなり、普通ならこれで終わりですが予想外の展開が待っていました。
妻夫木聡がカエル男?というくらい全く気が付きませんでした。
ハンバーガーを食べている時に嫌な予感がして気持ち悪くなってしまいました。EATで確定と思ってしまいましたが、ショッキングなシーンでした。
松重豊はキレる刑事役が似合っていて存在感ありました。逆に伊武雅刀はお偉い役柄なのに怒鳴ってばかりでパッとせず存在感ありませんでした。
市川実日子が小栗旬に脅されたから犯人の居場所を教えたと思っていましたが過去の話しがあったとは少し脚本が練られていました。
上映時間132分は永く感じなかったです。