このレビューはネタバレを含みます
サラ・コナーことリンダ・ハミルトンが精神病院に収監されとる…モロコシ畑でダサい服とダサい髪型で磔にされていたのに…すっかり洗練されちゃってきれいに。
いや前作でお前圧死しただろと思いながらもシュワちゃんの登場に心湧く。かっこいい。AIが人間の心の機微に近接するというのは古くからあるSF設定で古典的。そこは泣けるけど、やはり2で斬新なのは液体金属。うにょ〜んとなるだけでもうテンション上がる。少年と機械が心通わす古典の泣かせどころに加え、液体金属の恐ろしさがもうたまらん。
今よくよく見ると'91年の2はSFの展開については古典的なんですよね。タイムパラドクスや機械が人間に近づくのもそうだし、反乱するコンピュータというのも頻出ではある。情報のネットワークが現実に完成された'03年の3になると、スカイネットが単独のコンピュータではなくウィルスに変更されていて、新しい設定が盛り込まれていく。