マレーボネ

ジェイコブス・ラダーのマレーボネのネタバレレビュー・内容・結末

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかった。

サイレントヒルが影響受けてるだけあって、現実と非現実の境界が曖昧になっていく居心地の悪さがすごい。

物語も極めて不条理なんだけど、一つ一つ紐解いていくと死生観に関わる普遍的なテーマと一人の男の人生の切なさが浮き彫りになる。サイレントヒル2しかり、こういうドラマをホラーやサイコスリラーの文脈でやるからこそ観る人の心に残るんだろうな

もちろんホラー・サイコスリラーとしても見どころが多い。というかシェイクヘッド、地下鉄、病院、クリーチャー、臭ってくるような赤黒い錆と血など完全にサイレントヒルの世界だった。特に3は「あれが化物に見えるのか?」のセリフ含め意識して直接的にオマージュしてるように感じたけどどうだろうか。

あと息子役でホーム・アローン以前のマコーレー・カルキンが出ててすごいかわいい。まさに天使
マレーボネ

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